トップコミットメント

「安全・安心・快適」と
「サステナビリティ」

 三和グループは創業以来、防犯・防災商品などにより、街のインフラ機能を維持し、安全・安心・快適な都市や暮らしを提供して参りました。この当社グループの事業活動およびミッションは、現在地球規模でのテーマである“サステナビリティ”と目指す方向は同じであると確信し、三和グローバルビジョン2030においてもグループの英知を結集して、サステナビリティ経営を推進してまいります。

 2022年度は、ウクライナ情勢の長期化による資源やエネルギー価格の急激な上昇、急速な為替変動など経済環境は激変の年でした。しかしながら当社は、グループ各社において各種コスト上昇分の販売価格への転嫁を積極的に行い、売上・利益とも過去最高を達成しました。また公表したサステナビリティ経営のマテリアリティにおけるKPIを達成すべく、防災・気候変動対応商品の拡充やカーボンニュートラルを目指して、ソーラーパネルを各国工場に設置するなど各種施策を積極的に行いました。

 2023年度は、中期経営計画2024の2年目として、定めた基本戦略を確実に前進させる重要な年度です。サステナビリティ経営のKPIを達成するために引き続き施策展開するとともに、人権リスクへの対応や人材育成の強化、ダイバーシティの推進を進めてまいります。従業員一人ひとりの多様性とお互いの価値観を認め合う風土が、不確実性の時代を生き抜き、成長していくための鍵となります。働きやすさとやりがいのある職場づくりや企業風土の醸成に加えて、多様な人材が同じ方向を向き三和グループとしての一体感をもって自らの力を最大限に発揮できるよう、使命や経営理念の浸透にも注力し、さらなる高みを目指します。

代表取締役社長
髙山 靖司

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