人 ~働きやすさとやりがいの追求~

マテリアリティの背景と重要である理由

当社の商品がまちやくらしを支え、社会課題の解決に貢献する価値を創出するためには、開発、生産から施工、メンテナンス・サービスへ至るまでの協力会社・施工技術者などのステークホルダーを含む多数のリソースを必要とします。世界の多くの経済圏において労働力不足が問題となっている中、全ての事業活動は“人”によって支えられていることから、“人”は競争力の源泉であり、最も重要な経営資源であると考えています。
人権や多様性の尊重、安全衛生や人材育成への取り組みを通じて、当社グループへ関わる人々の働きやすさとやりがいを追求し、人と組織の力を最大化することでイノベーションを創出し続け、企業価値を持続的に向上させていきます。

三和グループが価値を創出する機会と対応すべきリスク

機会

  • 人権リスク、労働安全衛生リスク回避による評価の維持・向上
  • 優秀な従業員の獲得・維持
  • 従業員のモチベーションとロイヤリティ向上による競争力の強化
  • 多様なニーズに応える商品・サービス提供による収益力向上

リスク

  • 人権侵害や労働災害発生に伴うレピュテーションの低下
  • 労働力不足による事業活動の不安定化
  • 優秀な人材の流出
  • 組織の硬直化・画一化による競争力の低下

KPIと進捗・課題

ESGマテリアリティ 目標(KPI) 2022年度の実績・進捗 今後の課題
人権の尊重 人権デュー・デリジェンスの実施(2024年度) 検討中
  • 事業やサプライチェーンにおける人権リスク調査
人材育成 Eラーニング(英語)受講者数:200人(2024年度) 169人
(2021年度:78人)
  • デジタル化、ダイバーシティへ対応するための教育実施
通信教育受講者数:1,000人(2024年度) 693人
(2021年度:737人)
ダイバーシティの推進 女性従業員比率:20%(2030年度) 19.8%
(2021年度:18.8%)
  • 女性育成計画および研修の実施
  • 男性育児休業の周知と取得推進
女性管理職比率:15%(2030年度) 13.9%
(2021年度:13.7%)
男性育児休業取得率:50%(2030年度) 17.3%
(2021年度:5.4%)
安全と健康 肥満率(BMI25以上):30%(2030年度) 34.1%
(2021年度:35.7%)
  • 健康指導強化と支援活動の継続
喫煙率:25%(2030年度) 29.8%
(2021年度:30.2%)
精密検査(再検査含む)受診率:60%(2030年度) 26.7%
(2021年度:29.2%)
有給休暇取得率:55%(2030年度) 50.6%
(2021年度:47.7%)
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