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昭和フロントが「第54回ストアフロントコンクール」受賞作品を発表 (昭和フロント)

    業界最長の歴史を誇る「ストアフロントコンクール」    
           第54回グランプリを
 「東急歌舞伎町タワーTHEATER MILANO-Zaパイプアート」が受賞

 三和ホールディングス株式会社(本社:東京都新宿区/社長:髙山靖司)の連結子会社である昭和フロント株式会社(本社:東京都千代田区/社長:笹澤英夫)は、「第54回ストアフロントコンクール」受賞作品を発表しましたのでお知らせ致します。

グランプリ受賞 「東急歌舞伎町タワーTHEATER MILANO-Zaパイプアート」

 応募総数は過去最多となる2,251件を数え、グランプリには「東急歌舞伎町タワーTHEATER MILANO-Zaパイプアート」が選ばれました。部門ごとの賞につきましても甲乙つけがたい作品が出そろい、グランプリ・金・銀・銅賞合わせて10作品の受賞が決定致しました。

コンクール総評

審査委員長/八木 幸二氏

 ポストコロナの活気が定着して、さまざまな建築のフロント、インテリア、リニューアルの応募が沢山あり、フロントコンクールの意義を感じます。
 フロント材やドアなどの既製品をスッキリと美しく使っているとともに、汎用材のパイプやLEDを併用した意欲的な例もありました。グランプリ作品と第2部門の金賞、銀賞は、まさにその例で、新しい可能性を示しています。第1部門の金賞、銀賞、銅賞のように、スリムフロントを使ってスッキリしたフロントにしている作品や、第2部門の金賞、銀賞のように、アルミ材に木目を水圧転写しているのも注目に値します。また、第3部門の金賞は、各地の伝統的建造物におけるアルミフロントの可能性を感じさせます。

グランプリ受賞
「東急歌舞伎町タワーTHEATER MILANO-Zaパイプアート」

(審査委員長コメント)
 ホワイエ周りにあるユニークなアルミ壁と天井から下がるアルミパイプがアートと呼べる程のユニークさで、これからのインテリアデザインにおける展開が期待されます。
 大中小の円弧を組み合わせた3タイプの特製汎用材を正反に使用して複雑な凹凸の壁面や腰壁を構成し、その前に、上端を斜めカットしたサイズの異なる3種の丸パイプをランダムに立て、カット面にLEDを仕込んでいるので、竹の切り口から光り輝く女の子が生まれたという民話を夢想しそうです。高いところで13m、緩やかな感じの壁面の上下端にLED光が仕込まれていて全体の色調を変えることができ、吹き抜け部分では、天井から3種の丸パイプが下がり、3次元のアートになっています。
審査委員長/八木 幸二氏   

第1部 店舗建築部門 金賞受賞
「軽井沢書店 中軽井沢店(Karuizawa Commongraunds)」

(審査委員コメント)
 二階屋根より敷地に網を投げ入れ弧を描いた様な屋根、その弧に沿って設けられたガラス壁、野地板間隔と緻密な関係の下、取り付けられた支持柱、それに重なるスリムサッシのガラス壁、これらが内部で重なり合い不思議な透明感と優しさを空間にもたらしている。自然に溶け込んだ親しみを持つ町の本屋がここにあると言える。
審査委員/往蔵 稲史仁氏

第2部 一般建築部門 金賞受賞
「きむら内科小児科クリニック」

(審査委員コメント)
 カーテンウォールと内部に配置されたアルミ枠に水圧転写された木目の格子が一体となり、ダブルウォールのような軽さもあり、また内部の格子が障子のようでもありヒューマンスケールの美しさを作り出しています。夜間には、内部の光が外に漏れ、建築物そのものが行燈のようで、街に温かさをもたらし、地域密着の愛されるクリニックになる予感を感じました。
審査委員/池貝 知子氏

第3部 リニューアル部門 金賞受賞
「長浜市 法信寺」

(審査委員長コメント)
 滋賀県は京都府よりも寺が多く、なかでも長浜市は滋賀県で一番多い市なのです。歴史的な寺の維持管理は大変で、古い本堂を保ちながら老朽化対策をするため、既存引違い扉の外にアルミの引き戸を付けています。中央では3本引きにして両側に引き分けているので、従来よりも開放的になりカラーアルミが古刹によく調和しています。
審査委員長/八木 幸二氏

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