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昭和フロントが「第51回ストアフロントコンクール」受賞作品を発表(昭和フロント)

業界最長の歴史を誇る「第51回ストアフロントコンクール」
グランプリを「東京大学(白山)理学系研究科附属小石川植物園温室新営その他工事」が受賞

 三和ホールディングス株式会社(本社:東京都新宿区/社長:髙山靖司)の連結子会社である昭和フロント株式会社(本社:東京都千代田区/社長:笹澤英夫)は、「第51回ストアフロントコンクール」受賞作品を発表しましたのでお知らせ致します。
 コロナ禍で今までと違う日常の中にありながら、第51回目の新たなスタートとなる今回は「リニューアル部門」を新設し持続可能な社会の実現という目標のもと、フロントを使った新たなトレンドの提案作品が多数寄せられ、応募総数は過去最多となる1,908件を数える結果となりました。

グランプリ受賞 「東京大学(白山)理学系研究科附属小石川植物園温室新営その他工事」

 グランプリには「東京大学(白山)理学系研究科附属小石川植物園温室新営その他工事」が選ばれました。部門ごとの賞につきましても、甲乙つけがたい作品が出そろい、グランプリ・金・銀・銅賞合わせて10作品の受賞が決定致しました。

コンクール総評

審査委員長/八木 幸二氏

ストアフロントコンクールがコロナ禍にも負けず51回目を迎えたことを嬉しく思います。今後、より一層重要となる建築の長期継続使用に着目して、第3部門を「アイディア」から「リニューアル」に変更することになりました。これはSDGsの流れに沿ったもので、再生、再利用、改修、リノベーションなどを対象とします。
店舗建築では、短期的視点に立って建築されることが比較的多いようですが、今後は持続可能という視点も重要になりそうです。

グランプリ受賞
「東京大学(白山)理学系研究科附属小石川植物園温室新営その他工事」

(審査委員長コメント)
 家庭用などの小規模温室ならアルミ材だけで作っているものもありますが、この温室は規模が大きいので鉄骨造にアルミ材とガラスを取り付けています。長い空間を設定環境に応じて区切っているものもアルミとガラスで、アソートやHD180の部材を約10t使い、一見アルミだけで出来た温室に見えます。
 小さな別棟を含めた総面積約1250㎡を熱帯、温帯、乾燥地、高山冷温室などの6室に区切り、約600種の植物を見ることができるのは、空調設備とアルミ+ガラスのスキンにより明るい空間が出来ているからです。アルミ材の未来に期待を込めてグランプリ賞です。
審査委員長/八木 幸二氏

第1部 店舗建築部門 金賞受賞
「トヨタカローラ愛豊株式会社 城北店 新築工事」

(審査委員コメント)
 大ガラスと寸法の異なる部材でデリケートに仕上げられたマリオンが実に印象的である。水平に架けたアプローチゲートが内部と一体化して、カーショールームは外に向けランドマーク性を獲得している。垂直性を強調させたマリオンは、ファサードの外部、内部にリズム感を与え、不思議な居住性を持ったサロン空間が出来上がっている。
審査委員/往蔵 稲史仁氏

第2部 一般建築部門 金賞受賞
「株式会社テラオカ関西 大阪南営業所 建替工事」

(審査委員コメント)
 玄関ホールから階段で2階のオフィスへ上がる吹き抜け空間の三面がアソートによるガラス面です。階段を登るとき目の前の高速道路がよく見え、夜になると建物が行燈のように目立ち、高速道路を走る車から正面と側面のLED社名文字がよく見えて、国道26号線の名物建築。派手な看板建築ではなく、すっきりと格調高い、正に金賞です。
審査委員長/八木 幸二氏

第3部 リニューアル部門 金賞受賞
「グランスクエア呉服町」

(審査委員コメント)
 どちらかというと無味乾燥で地味なビルの一部にフロント材を取り付けることによって、非常に個性的で魅力的な建物に変身することに成功している。建物のコーナー部分に取り付けられた既成のフロント材はランダムにあたかも窓が開いているような状態で固定され、動きのある表情を作り出し、建物全体に影響を与えている。
審査委員/橋本 夕紀夫氏

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