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昭和フロントが「第52回ストアフロントコンクール」受賞作品を発表 (昭和フロント)

業界最長の歴史を誇る「第52回ストアフロントコンクール」
グランプリを「ARTBAY HOUSE」が受賞

 三和ホールディングス株式会社(本社:東京都新宿区/社長:髙山靖司)の連結子会社である昭和フロント株式会社(本社:東京都千代田区/社長:笹澤英夫)は、「第52回ストアフロントコンクール」受賞作品を発表しましたのでお知らせ致します。
 コロナ禍で今までと違う日常の中にありながらも、フロントを使った新たなトレンドの提案作品が多数寄せられ、応募総数は過去最多となる2,071件を数える結果となりました。
 グランプリには「ARTBAY HOUSE」が選ばれました。部門ごとの賞につきましても、甲乙つけがたい作品が出そろい、グランプリ・金・銀・銅賞合わせて10作品の受賞が決定致しました。

グランプリ受賞 「ARTBAY HOUSE」

コンクール総評

審査委員長/八木 幸二氏

 コロナにも負けず52回目を迎えるのは喜ばしいことです。来年は「コロナに打ち勝って」と言えるよう願っています。
 グランプリ作品は、オリンピックに合わせて臨海副都心に建てられた期間限定のアート拠点です。第1部門の金賞はまさにフロント材の横長見本と言えそうなファサードで、第2部門の金賞は縦長見本です。第3部門はSDGsを反映していますので、内外装、改修、部分増設、などリニューアルにフロント材が多く活用されていて、まだまだ可能性がある分野だと感じます。フロントを改装しても建築自体はより長く使用するべくSFGs(サステナブル・フロント・ゴールズ)を目指しましょう。

グランプリ受賞「ARTBAY HOUSE」

(審査委員長コメント)
 2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会の競技会場と選手村に近い臨海副都心で、参加選手や観客にアートを体感してもらおうというプロジェクトの拠点となるはずだったカフェです。とはいえ室内としてのカフェはほんの一部で、その周りをタテヨコ高さの違う開放系の展示スペースが取り巻いていて、屋根はあっても、風が通り、雨が吹き込み、植物があり、日陰や日だまりを楽しむことができる空間を創り出しています。酷暑の期間とは言え、周りの芝生も使って、アウトドアカフェでの交流を楽しめたことでしょう。
 この真っ白でシンプルな建物にスリムフロントと排煙窓が使われているのです。鉄骨造の白に合わせた特別色で、建物の美しさとフロント材の可能性にグランプリ賞です。
審査委員長/八木 幸二氏

第1部 店舗建築部門 金賞受賞
「ネッツトヨタ兵庫 洲本店」

(審査委員コメント)
 道路に面し、一直線に伸びて建つカーショールームは、一、二階と全面に用いたカーテンウォール、二階のサッシュに縦の微妙な細いサッシュデザインを与えた事で、このショールームに不思議な奥行感を与え、二階には重厚感をもたらしている。建物全体は実に興味深い手造り感を持つ建築へと仕上げ、アルミのカーテンウォールの持つ魅力を遺憾なく発揮している。
審査委員/往蔵 稲史仁氏

第2部 一般建築部門 金賞受賞
「ファイブビル堺東駅前 新築工事」

(審査委員コメント)
 駅前通りから細い商店街へ入る角のビルで、5階建てを10階建てへ建て替えるにあたり、道路側2面の角を面取りしてSFMCA-60のカーテンウォールで際立たせている。広い通りの高さ制限と角地の容積緩和によって、細長ビルが可能となり、派手な看板建築にするのではなく、すっきりとした外観をトレードマークにしているのを評価して金賞です。
審査委員長/八木 幸二氏

第3部 リニューアル部門 金賞受賞
「PC DEPOT スマートライフ市原インター店 改修工事」

(審査委員コメント)
 優れた空間を作るためには優れたディティールを作り出すことだ、ということを改めて教えてくれた作品である。フロント材によってつくりだされたこのスクリーンは非常に美しく見える。それと同時に非常に強い個性も感じることができる。実は既製のフロント材の枠に飾り格子を加え、密度の濃い仕上がりになっている。このような工夫をすることによってフロント材の可能性を示してくれた。
審査委員/橋本 夕紀夫氏

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