最大４５００Ｐａの高耐風圧強度を実現※1
高強度オーバースライダー「耐風ガードOSD」を発売
業界最大開口幅※2を確保 大型台風の風害対策、物流倉庫などの高層部にも設置可能
三和シヤッター工業株式会社（本社：東京都板橋区／社長：髙山 盟司）は、高強度オーバースライダー「耐風ガードOSD」を９月２１日より発売します。
近年、台風の大型化により日本各地で強風が猛威を振るい、さまざまな建物において被害が多発しています。また、電子商取引（eコマース）の利用拡大による物流倉庫需要の高まりに伴い、都市部を中心に高層化された大型物流倉庫が増加していることから、高層部にも設置可能な、より高い耐風圧強度を有した開口部遮蔽商品が求められています。
このたび発売する「耐風ガードＯＳＤ」は、最大４５００Ｐａの耐風圧強度（風速８５．７m／秒相当）を確保したオーバースライダーです。オーバースライダーは天井に設置したガイドレールにパネルをスライドさせて開閉する機構のパネルシャッターで、スピーディーな開閉操作はそのままに、パネルやローラ軸の構造を見直すことでの耐風圧強度を向上させました。また、耐風圧強度４５００Ｐａにおける設計範囲の最大W（幅）は８．３mまで対応し、業界最大※2の開口幅を確保しています。（耐風圧強度２０００Ｐａの場合、最大Ｗ（幅）は１１．１ｍまで対応）
三和シヤッター工業では、防火・防水・耐風・耐震など防災に関連するさまざまな商品やサービスをお客様に提供しています。今後も防災・減災への取り組みを通じて、皆様に安全・安心・快適を提供し、社会に貢献してまいります。
※1 耐風圧性能によって設計範囲が異なります。耐風圧４５００Pa のとき最大開口幅は８．３m〔AL-H の場合〕です。 ※2 ２０２１年９月現在当社調べ
「耐風ガード」シリーズについて
大型台風に対応する「耐風ガード」シリーズは、設置場所の用途に合わせた商品をラインアップしています。
商品名
高強度オーバースライダー「耐風ガードＯＳＤ」
発売時期
２０２１年９月２１日
特長
①耐風圧強度 最大４５００Paを実現
・強度を向上させた新型パネル
ドアを構成するパネルには、安定した強度を確保する下框材を設置。さらに、締結部分の強度アップ等、細部まで構造を見直しています。新型パネルにより耐風圧強度の向上とともに
業界最大の開口幅を実現しました。
・高強度ローラの採用
材質を見直し、直径はφ１６mmからφ１８mmに変更することにより強度を向上させました。
②大型ウェザーストリップを採用
ドア最下部に大型ウェザーストリップを採用することで、床の不陸（凹凸）に追従し、密着度を高め、大開口でも防塵効果を発揮します。
③用途に合わせたパネルバリエーション
３種類のパネルバリエーションから設置場所や使用目的に合わせてお選びいただけます。
仕様
パネルタイプ
AL-H (アルミ高強度タイプ)
[材質] カラーアルミエンボス加工
[塗装] 熱硬化性ポリエステル樹脂系塗料 （表面：アークチックホワイト・裏面：メタリックグリーン）
FG-H（ファイバーグラス高強度タイプ）
[材質] ガラス繊維強化プラスチック(FRP)
[光透過率(2種類)] 50％、80%
AF-H（コンビネーション高強度タイプ）
[材質] AL-H とFG-H の組み合わせ
操作方式
バランス式、チェーン式、電動式(DCD20 、VCD15）
設計範囲
耐風圧強度４５００Paの場合：最大開口幅W=８．３m 最大開口高さH=６．５m
参考価格（下記仕様）
価格：6,380,000円
（消費税込、取付工事費・搬入費・諸経費は含まれておりません）
仕様：アルミ高強度タイプ（AL-H） Ｗ＝８３００ｍｍ Ｈ＝４０００ｍｍ
操作方法…チェーン式 収納形式…ＳＴＤ－Ｋ 耐風圧強度…４５００Ｐａ
販売目標
２億円（初年度）
※上記に記載されている情報は、発表日現在のものです。
予告無く仕様、価格など変更する場合がありますので、あらかじめご了承ください。