数字で見る三和グループ

スチール製で防災・防犯性能に優れている「軽量シャッター」は、住宅ガレージや小型店舗、倉庫など、⽐較的小さな間口に用いられています。三和シヤッター創業以来の主⼒商品であり、事業を展開し始めた1956年から業界を牽引し続け、現在では50%超のシェアを誇っています。

日本・米国においてはシェアトップの事業も多く、特に産業用シャッターおよび産業用セクショナルドアについては高いシェアを維持しています。スチールドアについても日本でのシェアが⾼く、グループの業績拡⼤を牽引しています。

鋼製シャッター 産業用
セクショナルドア
ガレージドア
No.1 日本・米州 No.1 日本・米州 No.1 日本
  No.2 欧州 No.2 米州・欧州
スチールドア 軽量引き戸 ステンレスフロント
No.1 日本 No.1 日本 No.1 日本
No.2 欧州    

グローバルに展開する三和グループが事業展開する国や地域の数は、27に上ります。日本、米国はもちろんのこと、欧州では主⼒のドイツに加えて、フランス・オランダ・イタリアなど、アジアは中国・ベトナム・韓国・インドネシアなどで事業を⾏っています。今後も、これらの国や地域の特性を踏まえ、動く建材のグローバル・メジャーとして拡⼤を続けていきます。

三和グループの連結従業員数は12,773名(2022年度末)で、地域別に見ると日本4,300名、北米4,797名、欧州3,247名、アジア429名、という内訳で、海外グループ従業員は約66%を占めています。

三和シヤッターのビジネスの特徴は、製品の製造・納入だけでなく、施⼯・サービスも⾃社で⾏うことです。そのため、技術者を採用・育成し、全国にネットワークを構築していることこそ三和シヤッターの強みであり、最⼤の資産だと⾔えます。これからも持続的な成⻑のため、施⼯技術者育成を加速していきます。

米国オーバーヘッドドア社は、1921年創業であり、2021年に100周年を迎えました。米国のガレージドア業界では最も認知されているブランドの一つで、高品質で信頼の高い製品を提供しています。また、欧州のノボフェルムグループは1955年創業、国内の鈴木シャッターは1903年創業、三和タジマは1918年創業など三和グループには歴史ある企業がたくさんあります。

生産拠点は64ヵ所あり、意外と多いとおっしゃる方も少なくありません。しかし、⼯場を各地に点在させることで、マーケットにより近いところで生産し、できるだけ早く現場に納めるなど、顧客の要望へのフレキシブルな対応が可能となっており、これが当社事業の特徴となっています。

日本 北米 欧州 アジア
20カ所 16カ所 18カ所 10カ所

当社グループの製品の多くは、建物の開口部に取り付けられるものであり、建物内部の安全・安心を守ることが当社製品の⼤きな使命です。それには、安全でかつ快適な開閉機能を保つことも必要となります。たとえば、⾼速シートシャッターであるクイックセーバーの設計耐用回数は50万回ですが、この回数をさらに増やすことができるよう、開発部門では日夜技術⾰新に挑んでいます。安全・安心・快適を社会に提供するための努⼒にゴールはありません。

近年、記録的な台風や突発的な集中豪雨による浸水被害が続発しています。突然の集中豪雨にも簡単に、すばやく、安全に、防水機能を発揮できる製品として防水商品「ウォーターガード」シリーズがあります。特に、防水シャッターやWタイトドアの防水性能は漏水量20ℓ/h・㎡以下で浸水高さ3mまで対応できます。三和グループでは、防災・減災への取り組みを強化し安全・安心・快適な商品を提供することにより社会に貢献していきます。

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