三和グループ価値創造の歩み

三和グループは創業から60余年の歴史を歩む中で、シャッター以外の製品へ展開する「多品種化戦略」と、「グローバル化」によって成長・発展を遂げてきました。今後も「安全、安心、快適を提供することにより社会に貢献する」という使命のもと、世界を舞台に更なる成長を目指していきます。

創業者の髙山萬司は、三和シヤッター創立時に愛情・信頼・勤労の3つを基本精神として社標を定めました。その後も、この社標のもと、安易な道に流れることなく、着々と会社の基礎を築き、発展を遂げてきました。

2002年には、企業規模の拡大と事業の広がりを踏まえて、三和グループの「使命・経営理念・行動指針」を策定。3つの輪を安全、安心、快適と位置づけ、お客さまに満足していただける製品・サービスを提供しています。

[1956~1970]シャッター業界の幕開け

創業当時の社屋跡

1956年、尼崎市で軽量シャッター事業を開始し、三和シヤッター製作所を設立。製造と販売の両輪体制を確立し、事業が軌道に乗り始めた。
1965年にはシャッター業界トップの地位を確立。6つの工場の建設工事が完了し、生産能力は世界最大級へと成長した。

[1971~1990]総合建材企業として「動く建材」の価値を高める

1982年 FTSポスター

ドア事業、住宅建材事業、間仕切分野へ本格参入。お客さまの安全、安心のために、24時間フルタイムサービス(FTS)を全国展開。業界に先駆けて香港など海外進出を開始した。創立30周年を迎えた1986年に売上1000億円企業に。

  • グローバル比率

[1991~2000]海外進出強化による事業拡大

1996年 オーバーヘッドドア社を買収

1974年からライセンス契約を結ぶなど交流の深かったオーバーヘッドドア社がグループに参入。米国トップシェアを誇る新たな企業の加入によって、製品の共同開発や相互販売、市場開拓が進められた。

  • グローバル比率

[2001~2010]多品種開発により、多様なライフスタイル・ニーズに応える

2009年 三和グループ試験センターが竣工

2003年には欧州で高いプレゼンスを有するノボフェルムグループをグループ化。国内では、ベニックス株式会社を買収し、間仕切事業の基盤を強化。
多品種化を通じた基幹事業の拡大・成長、事業・地域両面での多角化を果たし、グローバルトップブランドへと成長を遂げる。
2007年には持株会社体制に移行。

  • グローバル比率

[2011~2020]社会と共生する商品開発

防水シャッター

気候変動リスクに対応する商品や安全な社会を実現する防火や耐震などの防災商品も充実させ、持続可能な社会の構築に貢献。
「動く建材」のグローバル・メジャーを目指す三和グループは、欧州での基幹事業拡大への取組みおよび欧州でのサービス会社のM&Aや国内での検査の法制化により、メンテナンス・サービスも拡大している。これからもますます「安全、安心、快適」を実現する商品・サービスの実現を目指す。

  • グローバル比率
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