トップメッセージ

(2021年5月)

2020年度の業績

コロナ影響があったものの、売上・利益ともに修正予想を大きく上回った

2020年度はコロナウイルス感染症の影響がありましたが、売上・利益ともに修正予想を上回り、コロナ前の2019年度にあと一歩の水準までに回復しました。
地域別では、国内事業の三和シヤッター工業は、コロナ影響により主力商品の重量シャッターやビル・マンションドアが落ち込み減収・減益となったものの、法定検査に伴うメンテ・サービス事業は前年並みを維持しました。北米事業については、好調な住宅市場により開閉機事業が大幅に伸長し、現地通貨ベースで増収となったものの、量販店向け拡販により採算性が低下し減益となりました。欧州事業については、Robust社の連結効果があったものの、コロナ影響による数量減により減収・減益となりました。

2021年度の見通し

売上・各利益ともに前年度より成長予想

2021年度の業績見通しは、日・米・欧・アジアとも増収・増益を予想しています。新型コロナウイルス感染症の影響が一部残るものの、過去最高である2019年度レベルに戻す見込みです。
このような環境のもと、国内では各事業分野でのポジションを確立するための策として、間仕切など戦略商品とサービス事業に注力し、差益率アップや変動経費の抑制による限界利益額の確保により収益基盤の強化を図ってまいります。また、コンプライアンス意識の向上、製品品質・安全の確立に注力するとともに生産・施工など供給体制を強化してまいります。北米事業では基幹事業のシェア拡大、Won-Door社買収に見られるような周辺事業分野への参入に注力してまいります。欧州事業では引き続き既存事業の拡大に注力し、併せて業務効率を主眼としたデジタル化推進に取り組んでまいります。

第三次中期経営計画について

「グローバル・メジャー」としてのトップブランドの基盤を確立する3ヵ年

2020年度を最終年度とした三和グローバルビジョン2020、第三次中期経営計画は、コロナウイルス感染症対応に加えてコロナ影響を受けた戦略を完遂するため一年延長しましたが、「グローバル・メジャー」としてのトップブランドの基盤を確立するべく、以下の重点方針を引き続き推進してまいります。
「グローバル・メジャー」としてのトップブランドの基盤を確立する3ヵ年と位置づけています。具体的には、①日・米・欧のコアビジネスの事業領域拡大と強化、②サービス分野の強化とビジネスモデルの拡大、③アジア事業の基盤拡充、④働き方改革と生産性向上、⑤ESGを推進し、社会からより信頼される企業体質へ、の5つを重点方針として掲げています。中でも、日・米・欧のコアビジネスの事業領域拡大と強化においては明確な戦略を立案し、実行に移してまいります。国内では引き続き各事業分野でのポジションを確立し、国内グループのシナジー強化や防火設備の検査法制化をテコにしたメンテ・サービス事業を拡大してまいります。北米事業では基盤事業のシェア拡大、周辺事業分野への参入に注力してまいります。欧州事業では産業用ドアの更なる強化とデジタル化による効率化に注力してまいります。 なお、アジア事業においては、それぞれのエリアでの一体運営強化及び連結拡大による事業拡大に注力してまいります。

株主還元

2021年度の1株当たり配当は前年を維持し34円を見込む

三和グループでは、株主の皆様への利益還元を重要な経営課題と位置づけています。また、企業体質の改善、経営基盤の強化を図りつつ、企業価値増大に向けた経営をさらに推進するため、安定した配当性向を維持し、連結業績に連動した利益配分を行うことを基本方針としています。2015年度より、1株当たりの純利益(EPS)に対する配当性向の目安は35%としています。
2020年度年間配当は、2019年と同額の34円とさせていただきました。2021年度の年間配当については、1株利益予想(97.8円)により、2020年度と同額の34円とさせていただく予定です。また、資金配分の考え方としては、フリー・キャッシュ・フローを戦略投資に優先配分するという方針に変わりはありません。自己株取得についても、資金ポジションなどを考慮し、適宜実行する考え方に変わりは無く2014年度、2015年度、2017年度、2019年度にそれぞれ50億円の自己株取得を実行し、取得後に同等額を消却しました。三和グループは、今後もグローバル・メジャーに向けた取り組みを強力に推し進め、さらなる企業価値増大を目指してまいります。

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