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サステナビリティ戦略

基本的な考え方

気候変動、人権・人種問題など地球規模の社会課題に対して積極的に関与し、課題解決に向けた取り組みを推進していくことは、限りある資源や多数のサプライチェーンに支えられて事業活動を営む企業に課せられた使命であると考えています。
三和グループは、サステナビリティやSDGsという言葉が浸透する以前より、シャッターやドア、間仕切などの商品やサービスを通じて、安全・安心・快適な日々の暮らしを支え続けてきました。
当初は防犯上の目的で普及の進んだシャッターは、次第に防火・防煙といった火災への対応や耐震性能が求められるようになり、最近では集中豪雨への対応としての防水性能や、大型化する台風への対策としての耐風性能が求められるようになってきています。
また、感染症対策として、私たちの自動ドアや間仕切が貢献できる場面も拡大しています。
環境変化の激しい現代社会において、社会課題やニーズにスピーディーに対応できることが重要だと考えています。

これらの考えを背景として、より機動的かつスピーディーにサステナビリティに関連する取り組みが推進できるよう、三和ホールディングス代表取締役社長が議長を務める「サステナビリティ委員会」を設置しています。

サステナビリティ推進体制

「サステナビリティ委員会」を四半期に1回開催し、サステナビリティに関わる課題に対してグループ全体の方針等の審議や推進に取り組んでいます。サステナビリティ委員会は、三和ホールディングス代表取締役社長を議長とし、独立社外取締役、各担当役員、三和シヤッター工業の代表取締役社長、担当役員から構成されています。あわせて、グループ経営に関する様々なリスクを審議するため、サステナビリティ委員会において、当社グループのリスクマネジメントの基本方針に関する事項、リスクマネジメントに関する計画、施策の進捗状況の報告・審議を行っています。サステナビリティに関する取り組みは経営課題であり企業価値に影響を与えるという認識のもと、取締役会への定期的な報告を実施し、国内や海外の各種会議体とも連携を図りながら、グループ全体のサステナビリティマネジメントシステムの構築を図っています。

サステナビリティ推進体制図

ステークホルダーとの対話と協働

多様なステークホルダーへの適切な情報開示や活発なコミュニケーションを通じて、当社グループへの理解を深めていただくとともに当社グループへの要請や期待を把握し、経営に反映することで、企業価値の向上を図っています。​

ステークホルダー 対話や協働の機会
お客様 営業活動、お客様相談センター、修理受付サービス、展示会等
従業員 エンゲージメントサーベイ、キャリア育成面談、人事評価面談、社内報、研修、行事/イベント等
施工技術者 施工技術者向け広報誌、安全大会、研修、コンテスト等
お取引先 営業活動、三和会(調達先などの協力会社で構成される組織)、ディストリビューターミーティング、調達先訪問調査等
地域社会 寄付活動、​地域清掃、ボランティア活動、工場見学、アート教室、​イベント協賛、災害復旧支援活動等
株主・投資家 株主総会、決算説明会、機関投資家個別ミーティング、個人投資家向け説明会、ESGミーティング、工場見学等