トップメッセージ

  • 1. 2017年度の業績
  • 2. 2018年度の見通し
  • 3. 第二次3ヵ年計画について
  • 4. 株主還元

2017年度の業績
利益は予想に届かなかったものの、売上・利益とも過去最高となった

「第二次3ヵ年計画」達成のために巡航速度に戻す年度との位置づけでスタートした2017年度は、第2四半期に修正した予想には届かなかったものの、欧米事業は好調に推移し、グループ全体で増収、増益となり、純利益は4年連続最高益を更新しました。

セグメント別では、国内の三和シヤッター工業は施工費、物流費などのコストが想定以上に上昇し、増収、増益であったものの、利益は予想を下回りました。北米事業については住宅市場が引き続き堅調に推移したことによりガレージドアおよび開閉機の売上が牽引し、また鋼材コストが上昇したものの、販売価格への転嫁が進み、増収増益となり、予想も上回りました。欧州事業については、産業用ドアはアルファ社のセクショナルドアが好調であったことに加えて、フランスのノルスード社買収効果により好調を維持し、ガレージドアは欧州全域で市場が回復し、新たに完全子会社化した英国事業が寄与したこともあり、増収増益となり、予想も上回りました。

2018年度の見通し
第二次3ヵ年計画最終年度は、国内・海外ともに増収増益を確保し、
売上・利益とも連続で過去最高となる見込み

2018年度は、「第二次3ヵ年計画」の最終年度として、国内では基幹商品の成長とともにさらなる多品種化を推進します。また、防火設備の新しい検査報告制度の経過措置最終年度となり、検査依頼が大幅に増加することが見込まれ、資格保持者の確保など、一層の体制強化に取り組みます。北米事業ではコア事業拡大のため、ディストリビュータやディーラーなど主要なチャネル強化に取り組むとともに、欧州事業ではアルファ社工場(オランダ)の生産能力を拡大するなど需要が旺盛な産業用ドアに注力します。

外部環境については、国内は設備投資が緩やかに回復するものと予想しています。北米では住宅市場に加えて設備投資の回復基調が続き、欧州ではドイツだけでなく欧州全般において、景気回復が見られると予想されます。

こうした中、2018年度の業績は、国内・海外ともに増収増益を見込んでいます。

第二次3ヵ年計画について
「グローバル・メジャー」としての競争力を強化する3ヵ年

長期ビジョン「三和グローバルビジョン2020」の達成に向けた「第二次3ヵ年計画」(2016~2018年度)では、「グローバル・メジャー」としての競争力を強化する3ヵ年と位置づけています。具体的には、①日・米・欧における競争力の強化とトップブランドの確立、②サービス分野の強化とビジネスモデル拡大、③アジア事業の事業基盤の強化、④グローバル展開による競争力の発揮、⑤社会から信頼される企業体質の維持強化、の5つを重点方針として掲げています。

中でも、日・米・欧における競争力の強化とトップブランドの確立においては明確な戦略を立案し、実行に移しています。国内では国内グループの連携強化や新しい検査報告制度対応を推進し、北米事業では住宅用商品のラインアップ拡充や販売チャネルの強化策を実施しています。また、引き続き川下事業戦略を効果的に実行できるようISD(施工・サービス部門)を設置しました。欧州事業では構造改革を強力に推進するとともに、アルファ社との統合シナジーの追求や、サービス事業の拡大を強力に推し進め、欧州市場でのプレゼンスを高めていきます。

なお、アジア事業においては、ローカル化のさらなる推進やグループ会社間の連携を強化し、アジア域内での横断的な商機拡大にも挑戦します。

株主還元
2018年度の1株当たり配当は2円増配し32円を見込む

三和グループでは、株主の皆様への利益還元を重要な経営課題と位置づけています。また、企業体質の改善、経営基盤の強化を図りつつ、企業価値増大に向けた経営をさらに推進するため、安定した配当性向を維持し、連結業績に連動した利益配分を行うことを基本方針としています。2015年度より、1株当たりの純利益(EPS)に対する配当性向の目安は35%に引き上げさせていただきました。

2017年度年間配当は、2016年度比5円増配の30円とさせていただきました。2018年度の年間配当については、業績見通しを踏まえ、2017年度比2円増配の32円とさせていただく予定です。また、資金ポジションを考慮し、2014年度、2015年度、2017年度にそれぞれ50億円の自己株取得を実行し、取得後に同等額を消却しました。

三和グループは、今後もグローバル・メジャーに向けた取り組みを強力に推し進め、さらなる企業価値増大を目指してまいります。

一番上へ