コーポレート・ガバナンス
(2026年6月24日時点)
基本的な考え方および体制
当社は、日本、米州、欧州、アジアの28の国と地域において事業を展開する「動く建材」のグローバルカンパニーとして、当社の「使命」「経営理念」「行動指針」および「コンプライアンス行動規範」のもと、誠実かつ公正な事業活動を通じて事業成長を果たし、「業績の信用」「経営基盤の信用」の「二つの信用」の確立を目指します。そして、継続的な成長と企業価値の向上を図るとともに、社会の持続的発展へ貢献していきます。その基盤としてコーポレート・ガバナンスを経営上の重要な課題と位置づけています。
- 制定 2019年7月1日 改訂 2024年5月13日
コーポレート・ガバナンス体制
当社の業務執行、監督機能等の充実に向けた具体的施策等の内容は以下のとおりです。この体制をとることにより、業務の適正を確保するための体制が確立し、コーポレート・ガバナンスの充実が図れるものと考えています。

取締役・社外取締役
取締役の選任に関する考え方
当社では、グローバルな観点から会社経営を監視・監督し、また、事業にかかる重要な意思決定を行うにあたり必要とされる能力・見識・経験等を持つことを基準にしています。
当社は、2021年に取締役のスキルマトリックスを作成・開示した以降も、直面する経営課題に照らして適宜見直しを実施しています。2026年には、長期経営ビジョン「三和グローバルビジョン2030」および「中期経営計画2027」を達成するために取締役会で審議のうえ、下記の表に記載の分野を選定しています。
取締役会スキルマトリックス
| 氏名 | スキル項目(当社が期待する能力・見識・経験等) | 多様性 | |||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 企業経営 | 業界知識 業界経験 |
グローバル 経験 |
営業 マーケティング |
製造・技術 開発・品質 |
IT デジタル |
財務・会計 金融 |
人事・労務 人材開発 |
法務 リスクマネジメント コンプライアンス |
外国籍 | 女性 | |
| 髙山 靖司 | ● | ● | ● | ● | ● | ● | |||||
| 山崎 弘之 | ● | ● | ● | ● | ● | ● | |||||
| 道場 敏明 | ● | ● | ● | ● | ● | ||||||
| 髙山 盟司 | ● | ● | ● | ● | ● | ● | |||||
横田 正仲
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● | ● | ● | ● | |||||||
石村 弘子
|
● | ● | ● | ● | ● | ||||||
米澤 常克
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● | ● | ● | ● | |||||||
| 山岡 直人 | ● | ● | ● | ● | |||||||
Michael Morizumi
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● | ● | ● | ● | |||||||
鈴木 恵美子
|
● | ● | ● | ● | |||||||
- 社外:社外取締役 独立:証券取引所の定めに基づく独立役員
- 上表は取締役が有するすべての能力・見識・経験等を表すものではありません。
期待されるスキル
| 企業経営 | 企業において代表取締役または代表取締役に準ずる幅広い管掌範囲を持つ役員経験を有していること。 |
|---|---|
| 業界知識・業界経験 | 業界での知識、経験を活かし、当社の成長に寄与するマネジメントスキルを有していること。 |
| グローバル経験 | 日本国外でのビジネス経験、またはグローバルに事業を展開する会社のマネジメント経験があること。 |
| 営業マーケティング | 変化の激しいビジネス環境の中で事業機会を創造する先見性を有していること。 |
| 製造・技術・開発・品質 | 顧客からの信頼を獲得するための、ものづくり(製造、技術、開発)と品質を確保するための知見を有していること。 |
| ITデジタル | デジタル技術を活用し、事業と業務オペレーションの変革、効率化を推進するための知見を有していること。 |
| 財務・会計金融 | 成長投資、健全な財務、株主還元のバランスのとれた経営基盤を構築するための財務・会計知識を有していること。 |
| 人事・労務・人材開発 | 経営戦略と連動した人材育成等、人的資本経営に関する執行状況を監督し得るスキル・経験を有していること。 |
| 法務・リスクマネジメント・コンプライアンス | 法務・企業統治・リスク管理の観点から迅速かつ適切に対応しステークホルダーからの信頼を確保するための知見を有していること。 |
社外取締役の選任に関する考え方
当社は社外取締役の経歴、その出身先と当社との関係などの情報により、当社からの独立性に問題はないか、また、社外取締役の人格、識見、経歴から、社外取締役の役割として当社が求める経営監視・監督機能の役割を担っていただける方であるかなどを総合的に判断し、社外取締役として選任しています。社外取締役を選任する際の独立性に関する基準については下記PDFをご参照ください。
社外取締役の選任理由
| 氏名 | 監査等委員 | 独立役員 | 適合項目に関する補足説明 | 選任の理由 |
|---|---|---|---|---|
|
横田 正仲 取締役会 出席回数8回 出席率100% |
◯ | 横田正仲氏は、株式会社日本能率協会コンサルティングの出身です。株式会社日本能率協会コンサルティングと当社グループとの間には取引関係はありませんが、日本能率協会グループ企業からは教育研修(講師派遣等)のサービスを受けております。しかしながら、過去3事業年度における平均取引額が、当社グループおよび日本能率協会グループのそれぞれの年間連結売上高の1%未満であることから、一般株主と利益相反が生じるおそれは無いものと判断しております。 | 横田正仲氏は、株式会社日本能率協会コンサルティングにおいて、長年にわたりコンサルタントとして、経営戦略、生産・ものづくり、人材開発などについて改善や改革に関する助言・指導を行っておりました。2020年に当社の社外取締役に就任され、これまでのコンサルタント経験と海外子会社における社長経験等に基づき、経営全般に関する助言・提言をいただいているとともに、指名・報酬委員会の委員としても公明正大な意見をいただいております。これらの豊富な経験と知見を活かして、引き続き当社の取締役の職務執行に対する監督・助言をいただくことを期待しております。 | |
|
石村 弘子 取締役会 出席回数8回 出席率100% |
◯ | 石村弘子氏は、当社の社外役員の独立性基準および東京証券取引所の定めに基づく独立役員の要件を満たしており、一般株主と利益相反が生じるおそれは無いものと判断しております。 | 石村弘子氏は、株式会社三菱銀行に入行後、1991年からシンコム・システムズ・ジャパン株式会社に入社され、マーケティングマネジャー、マネージングディレクター、代表取締役等の要職を歴任されました。2022年に当社の社外取締役に就任され、これまでのITやデジタル技術などを活用したビジネス課題の解決などに関する深い知見、会社経営者としての豊富な経験に基づき、経営全般に関する助言・提言をいただいております。これらの深い知見と豊富な経験を活かして、引き続き当社の取締役の業務執行に対する監督・助言をいただくことを期待しております。 | |
|
米澤 常克 取締役会 出席回数8回 出席率100% 監査等委員会 出席回数7回 出席率100% |
◯ | ◯ | 米澤常克氏は、当社グループの取引先である伊藤忠丸紅鉄鋼株式会社の出身で、当社グループと同社グループは、当社グループの原材料の仕入取引と当社グループ製品の販売取引があります。しかしながら、同社グループおよび当社グループの取引額はいずれもそれぞれ過去3事業年度において、同社グループおよび当社グループの年間連結売上高の1%未満の取引であり、当社の社外役員の独立性基準を満たしており、一般株主と利益相反が生じるおそれは無いものと判断しております。 | 米澤常克氏は、伊藤忠商事株式会社の薄板第一部長、大洋州総支配人等を歴任後、同社 グループの伊藤忠丸紅鉄鋼株式会社の代表取締役を務められました。その後、2015年 に当社の社外監査役、2016年に監査等委員である取締役に就任され、2025年6月からは 監査等委員長を務めております。当社では、国内外における企業経営者としての経験と 経営や経済に関する深い知見に基づく意見や助言を的確に行っていただいているととも に、指名・報酬委員会の委員長としても公明正大な意見をいただいております。これら の経験と知見を活かして、引き続き当社の業務執行を適切に監督していただくことを期 待しております。 |
| Michael Morizumi | ◯ | ◯ | Michael Morizumi(マイケル モリズミ)氏は、当社の社外役員の独立性基準および東京証券取引所の定めに基づく独立役員の要件を満たしており、一般株主と利益相反が生じるおそれは無いものと判断しております。 | Michael Morizumi(マイケル モリズミ)氏は、長年にわたる証券アナリストとしての経験から企業分析、投資判断および財務・会計知識はもとより、株式会社パシフィックIR代表としての経験から国内外の会社経営に関する豊富な見識も有しております。監査等委員である取締役に就任した際には、これらの経験、知見および国際感覚を活かして当社の業務執行を適切に監督していただくことを期待しております。 |
| 鈴木 恵美子 | ◯ | ◯ | 鈴木恵美子氏は、当社の社外役員の独立性基準および東京証券取引所の定めに基づく独立役員の要件を満たしており、一般株主と利益相反が生じるおそれは無いものと判断しております。 | 鈴木恵美子氏は、金融機関および監査法人での豊富な実務経験に加え、公認会計士とし ての専門的知見を有し、企業会計・内部統制・リスク管理に関する高い見識を備えてお ります。また、上場企業の社外監査役や投資法人の監督役員としての経験を通じ、独立 した立場からの適切な監査・監督機能を発揮し、当社のコーポレート・ガバナンスの向 上に貢献して頂くことを期待しております。なお、同氏は直接会社経営に関与されたこ とはありませんが、上記のような経験と知見を有しており、社外取締役としての職務を 適切に遂行することができるものと判断しております。 |
2025年度における主な活動状況
| 役職名 | 氏名 | 取締役会 出席状況 |
監査等委員会 出席状況 |
指名・報酬委員会 出席状況 |
|---|---|---|---|---|
| 代表取締役社長 | 髙山 靖司 | 100%(8回/8回) | - | 100%(2回/2回) |
| 取締役 | 山崎 弘之 | 88%(7回/8回) | - | 100%(2回/2回) |
| 取締役 | 道場 敏明 | 100%(8回/8回) | - | - |
| 取締役(非常勤) | 髙山 盟司 | 100%(8回/8回) | - | - |
| 社外取締役 | 横田 正仲 | 100%(8回/8回) | - | 100%(2回/2回) |
| 社外取締役 | 石村 弘子 | 100%(8回/8回) | - | - |
| 取締役(監査等委員) | 在間 貞行 | 100%(1回/1回) | 100%(2回/2回) | - |
| 社外取締役(監査等委員) | 米澤 常克 | 100%(8回/8回) | 100%(8回/8回) | 100%(2回/2回) |
| 取締役(監査等委員) | 山岡 直人 | 100%(7回/7回) | 83%(5回/6回) | - |
| 社外取締役(監査等委員) | 五木田 彬 | 88%(7回/8回) | 100%(8回/8回) | 100%(2回/2回) |
| 社外取締役(監査等委員) | Michael Morizumi | 86%(6回/7回) | 83%(5回/6回) | - |
- 在間貞行氏は2025年6月25日開催の第90期定時株主総会終結の時をもって退任しており、退任までの期間において開催された取締役会の出席回数を記載しております。
- 山岡直人氏は、2025年6月25日の就任以降に開催された取締役会7回のうち7回に、監査等委員会6回のうち5回に出席しております。
- Michael Morizumi氏は、2025年6月25日の就任以降に開催された取締役会7回のうち6回に、監査等委員会6回のうち5回に出席しております。
取締役会について
2025年度においては、取締役会は合計8回(定例7回、臨時1回)開催され、経営に関する事項および業務執行に関わる重要事項が機動的に決定され、また、報告されました。取締役会の具体的な検討内容として、主に以下の事項について審議および報告等を行いました。
- 株主総会に関する事項
- 株式、資本等に関する事項
- 企業統治、経営方針・計画に関する事項
- 決算に関する事項
- 取締役会および取締役に関する事項
- 人事に関する事項
- 財産の取得・処分等および資金調達に関する事項
- 事業再編、組織に関する事項
- 重要規程の制定・改廃に関する事項
- その他業務執行に関する事項
取締役会の実効性について
当社は2017年度から、年度末の取締役会終了後に取締役会の実効性に関する評価を毎年実施しております。2025年度につきましては、評価の客観性および透明性を一層高める観点から、外部の第三者機関を起用し、アンケートおよび個別インタビューで分析・評価を行いました。
取締役会評価実施要領
対象者:2025年度の全取締役 10名
実施方法:第三者機関による全役員へのアンケート調査及び役員へのインタビュー
質問内容:取締役会の構成・機能・役割、取締役会の運営状況・審議の活性化、サステナビリティおよび取締役の自己評価など全50問
評価方法:第三者機関による分析・評価に基づき、取締役会にて評価結果の確認および今後の改善策を審議した。
評価できる内容
取締役会の実効性に関する評価の結果、取締役会及び各委員会の現状に対する各取締役の評価は概ね高く、バランスの取れた取締役構成の下で、社外取締役を含めて活発な議論が行われていることを確認しました。
今後の取り組み
今後更なる実効性向上に向けた課題として、以下の事項を認識しました。今後各課題に対する対応を実施していくことにより、取締役会の更なる実効性の向上を目指してまいります。
課題①:取締役会構成の最適化に向けた検討・見直し
課題②:取締役会の運営に係る事務局体制の強化
課題③:指名・報酬委員会の実効性向上
監査等委員会について
2024年度の監査等委員会は計10回開催され、各監査等委員である取締役が監査等委員でない取締役および執行役員等の業務執行状況を監査し、その報告・意見表明を行うことにより、適法かつ適正な会社運営の確保に努めています。監査等委員会設置会社への移行により、取締役会の監督機能および透明性は向上しており、その実効性は確保されていると考えます。
委員構成及び議長の属性
| 全委員(名) | 常勤委員(名) | 社内取締役(名) | 社外取締役(名) | 委員長(議長) | |
|---|---|---|---|---|---|
| 監査等委員会 | 4 | 2 | 1 | 3 | 社外取締役 |
| 監査等委員会の職務を補助すべき取締役及び使用人の有無 | あり |
|---|
指名・報酬委員会について
当事業年度において当社は指名・報酬委員会を2回開催しており、指名・報酬委員会の具体的な検討内容として、以下の事項について審議を行いました。
- 取締役(監査等委員である取締役を除く。)および執行役員候補者の選定
- 取締役(監査等委員である取締役を除く。)および執行役員の報酬および個人別報酬の算定方法
等に関する事項
委員構成及び議長の属性
| 委員会の名称 | 全委員会 (名) |
常勤委員 (名) |
社内取締役 (名) |
社外取締役 (名) |
社外有識者 (名) |
その他 (名) |
委員長 (議長) |
|
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 指名委員会に相当する任意の委員会 | 指名・報酬委員会 | 5 | 0 | 2 | 3 | 0 | 0 | 社外取締役 |
| 報酬委員会に相当する任意の委員会 | 指名・報酬委員会 | 5 | 0 | 2 | 3 | 0 | 0 | 社外取締役 |
役員報酬について
取締役の報酬
| 基本報酬 | 短期インセンティブ 業績連動報酬 |
長期インセンティブ 譲渡制限付株式報酬 |
|
|---|---|---|---|
| 取締役 (監査等委員を除く) (社外取締役を除く) |
年額:3億8千万円以内 | 年額:2億8千万円以内 | 年額:8千万円以内 |
| 社外取締役 (監査等委員を除く) | |||
| 監査等委員である取締役 | 年額:1億5千万円以内 |
- 基本的な考え方
当社の取締役報酬等については、企業業績、企業価値の持続的な向上に資することを基本とし、優秀な人材の確保、維持が可能となり、当社取締役に求められる役割と責任に見合った報酬水準および報酬体系となるよう設計します。取締役の報酬は、基本報酬、業績連動報酬、譲渡制限付株式報酬で構成します。ただし、監査等委員である取締役および社外取締役については、基本報酬のみで構成します。また、非常勤取締役(連結子会社から報酬が支払われている取締役)に対しては、原則として報酬を支払わない。基本報酬、業績連動報酬の総額および譲渡制限付株式報酬の総額は各々株主総会が決定した総額の限度内とします。 - 基本報酬
各取締役(監査等委員である取締役を除く。)の基本報酬は、連結業績を踏まえ外部専門機関の提示する他社の報酬水準を参考に、役位ごとの報酬を設定し、毎月支払います。 - 業績連動報酬
業績連動報酬は、取締役の任期(1年)中の職務執行に対する金銭報酬であり、当社の連結業績を踏まえ外部専門機関の提示する他社の報酬水準を参考に、役位ごとに基準額を設定し、基準額に指標および定量的・定性的に評価した各取締役の貢献度を考慮して業績連動報酬額を決定し、当該事業年度の翌事業年度中に支払います。
当社の業績を反映した持続的な成長に向けた健全なインセンティブとして機能する報酬等となるよう、業績連動報酬の最も主要な指標として連結営業利益を選択しています。
業績連動報酬額は、役位別に定められたポイント数にポイント単価を乗じ、さらに各取締役の評価を反映させた個別評価を乗じた額を報酬額として決定いたします。ポイント単価は、前年度のポイント単価に連結営業利益の前年比増減率(当年度連結営業利益を前年度連結営業利益で除したもの)と、インセンティブを高めるために設定した増幅係数を乗じて当年度のポイント単価を算出し、取締役会の承認により決定いたします。
個別評価は複数の重点目標項目を各取締役に個別に設定し、定量面、定性面でPDCAを廻す形で評価を行っております。これらの個別の重点目標項目とは別に、「組織の活性化、コンプライアンス、働きやすい環境作りなど」、会社のサステナブルな成長に資する項目については、全取締役共通の重点目標項目として設定しております。
また、各取締役の個別評価は、取締役会の委任を受けた代表取締役社長が、業績や貢献度を評価項目ごとに定量、定性的に±25%で評価し決定します。
個別取締役の業績連動報酬(算式)=ポイント数×ポイント単価×個別評価
ポイント数:役位別に設定
ポイント単価:前年度ポイント単価×前年比増減率×増幅係数
個別評価:±25% - 非金銭報酬(譲渡制限付株式報酬)
譲渡制限付株式報酬制度は、取締役に当社の企業価値の持続的な向上を図るインセンティブを付与するとともに取締役と株主の皆様との一層の価値共有を進めることを目的とした株式報酬制度であります。
社外取締役および監査等委員である取締役を除く取締役を対象とし、各対象取締役への具体的な配分については当社取締役会の決議に基づき決定します。
各対象取締役は、各事業年度において譲渡制限付株式の付与のために支給される金銭報酬債権の全部を現物出資財産として給付することにより、当社普通株式の割当を受けることとする。また、譲渡制限付株式報酬は、取締役の任期(1年)中の職務に対する報酬として、その選任に係る定時株主総会終結後1ヶ月以内に付与する。なお、割当については、自己株式処分の方法により行う。 譲渡制限期間は、譲渡制限株式の交付の日から当社の取締役その他当社取締役会で定める地位を喪失するまでの期間とします。 - 報酬等の割合に関する方針
取締役の種類別の報酬割合については、当社と同程度の事業規模や関連する業種・業態に属する企業をベンチマークとする報酬水準を踏まえ、任意の指名・報酬委員会に諮問し、同委員会の答申を踏まえ、取締役会が決定します。
基本報酬、業績連動報酬、非金銭報酬の割合は、35%:45%:20%をモデルケースとしております。ただし、実際の支給額の割合は個人別に異なる場合があります。
基本報酬(35%):業績連動報酬(45%):非金銭報酬(20%) - 取締役の個人別の報酬等の内容についての決定に関する事項
個人別の報酬額については、取締役会決議に基づき代表取締役社長がその具体的内容の決定について委任を受けるものとし、その権限の内容は、各取締役の基本報酬額および各取締役の担当事業の業績を踏まえた業績連動報酬の評価配分とします。但し、取締役会は当該権限が代表取締役社長によって適切に行使されるよう、指名・報酬委員会に個人別報酬の算定方法等に関する事項を諮問し答申を得るものとし、委任を受けた代表取締役社長は、当該答申の内容を考慮して決定します。なお、取締役の個別報酬額は、指名・報酬委員会に報告され、同委員会の検証を受けることにより、その公平性・透明性・客観性が確保されます。 - 株式保有ガイドライン
当社は、2023年4月1日付、当社の取締役(社外取締役、非常勤取締役および監査等委員である取締役を除く。)の自社株保有を促進させることにより、取締役が株価変動によるメリットとリスクを株主と共有するとともに、取締役の業績向上に対する意欲を一層高めることを目的として以下の通り株式保有ガイドラインを制定しました。
<ガイドライン>
各取締役は以下の基準額に応じた自社株式を保有することに努めることとします。
会長・社長・相談役:当該役位就任後4年以内に基本報酬(年額)の2倍
その他取締役:取締役就任後4年以内に基本報酬(年額)の1倍 - その他個人別報酬等の内容の決定に関する重要な事項
該当なし
2025年の報酬等実績
| 区分 | 報酬等の総額 (百万円) |
報酬等の種類別の総額 (百万円) |
対象となる役員の員数 (人) |
||
|---|---|---|---|---|---|
| 基本報酬 | 業績連動報酬 | 非金銭報酬 | |||
| 取締役(監査等委員を除く) (社外取締役除く) |
297 | 110 | 129 | 57 | 3 |
| 取締役(監査等委員) (社外取締役除く) |
34 | 34 | - | - | 2 |
| 社外取締役 (監査等委員を除く) |
25 | 25 | - | - | 2 |
| 社外取締役(監査等委員) | 64 | 64 | - | - | 3 |
- 取締役の報酬等の総額には、使用人兼務取締役の使用人分給与は含まれておりません。
- 業績連動報酬は、当期における事業活動の収益力を明確に反映するために連結営業利益を業績指標として採用しており、当社の連結営業利益の前年比を基に、役位毎の基準額を決定し、当該基準額に各取締役の貢献度を±25%の範囲で加減する方法で算出しております。
- 非金銭報酬等は、譲渡制限付株式報酬に係る当事業年度の費用の計上額であります。譲渡制限付株式報酬は、交付日から当社の取締役その他当社取締役会で定める地位を喪失するまでの期間、譲渡制限付株式割当契約により割当てを受けた当社の普通株式について、譲渡、担保権の設定その他の処分をしてはならないこととなっております。また、対象取締役が、当社取締役会が別途定める期間が満了する前に当社取締役会が定める地位を喪失した場合、当社の取締役会が正当と認める理由がある場合を除き、当社は対象取締役が割り当てられた譲渡制限付株式を当然に無償で取得することとします。また、対象取締役が譲渡制限付株式割当契約に定められた法令遵守違反、内部規律違反などに該当した行為を行った場合も、当社は対象取締役が割り当てられた譲渡制限付株式を当然に無償で取得することとします。