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ものづくり ~事業を通じた社会課題の解決~

マテリアリティの背景と重要である理由

サステナブルな社会の実現に向けた動きが世界中で加速しており、気候変動に起因する自然災害や感染症への対応など、人々の安全・安心な暮らしを守り支えるための備えと回復力=レジリエンスがますます求められてきています。
持続可能でレジリエントな社会の構築に、私たちのシャッター、ドア、間仕切などの"防ぎ、守り、区切る"商品、サービスを通したものづくりが貢献できる領域は広く、取り組むべき課題も拡大していると考えています。メーカーとして最重要である安定した品質の確保・向上に加え、たゆまぬ研究開発を通して、社会課題の解決と持続的な成長の両立を目指します。

三和グループが価値を創出する機会と対応すべきリスク

機会

  • 気候変動、防災等の社会課題を解決する商品、サービスの提供による「安全・安心・快適」な社会の提供と、収益機会の増大
  • 高品質と安定供給による製品安全確保と他社との差別化
  • 商品、サービスの技術向上による豊かな社会の実現
  • サービス事業拡大による住み続けられるまちづくりへの貢献

リスク

  • 製品事故が起きた場合の社会的信用の失墜
  • 商品開発における社会ニーズ対応や差別化の遅れによる競争力の低下
  • 設備の老朽化や生産効率の低下、施工不良による品質の低下
  • 修理・点検サービスの対応遅れ等による経年劣化起因の事故発生と信用低下

KPIと進捗・課題

2025年5月、「中期経営計画2027」において、以下のKPIを発表しました。

ESGマテリアリティ 「中期経営計画2024」KPI 2024年度の実績 「中期経営計画2027」KPI
商品、サービスを通じた気候変動、防災への貢献 気候変動の緩和に貢献する商品売上高:960億円(2024年度) 1,062億円
(2023年度:1,012億円)
1,120億円
(2027年度)
気候変動の適応に貢献する商品売上高:180億円(2024年度) 261億円
(2023年度:218億円)
280億円
(2027年度)
防災に貢献する商品売上高:
810億円(2024年度)
811億円
(2023年度:718億円)
900億円
(2027年度)
メンテ・サービス事業売上高:
760億円(2024年度)
882億円
(2023年度:799億円)
1,020億円
(2027年度)
各社の品質方針に沿った品質目標の達成
  • システム監視による傾向苦情早期検出および原因追求の実施
  • 出荷時、現地受入時の製品確認強化
各社の品質方針に沿った品質目標の達成