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環境 ~持続可能な地球環境の実現~

マテリアリティの背景と重要である理由

脱炭素への取り組みがグローバルで加速する中、地球環境のサステナビリティへの対応は世界が一丸となって取り組むべき喫緊の課題となっています。グローバルに事業を営む当社グループにとって、エネルギー、水、その他天然資源の安定供給への懸念などが当社グループの事業基盤へのリスクであることを認識するとともに、自らの事業活動が地球環境に与える影響軽減のための対策を講じることは極めて重要な使命であると考えています。
2022年5月に発表した新しい環境目標(CO2排出量・水・廃棄物の削減)へ向けて地球環境負荷低減への取り組みを進めるとともに、TCFD提言に沿った気候変動リスクと機会の分析や開示拡充、経営戦略への反映を通して、中長期的な企業価値の向上につなげていきます。

三和グループが価値を創出する機会と対応すべきリスク

機会

  • 省エネルギー、節水、廃棄物削減等によるコスト削減
  • 将来の炭素税、排出権取引のコストの抑制
  • 環境リスク回避によるレピュテーション向上
  • 設備更新や工法改善による生産性の向上

リスク

  • 原材料価格、エネルギーコスト、排出削減移行コストの増大
  • 基準強化による特定部材、商材の排除
  • 環境対策遅れによる信用低下
  • 異常気象によるサプライチェーンの寸断
  • 気温上昇に伴う生産、施工現場の労働災害リスク増大

KPIと進捗・課題

2025年5月、「中期経営計画2027」において、以下のKPIを発表しました。

ESGマテリアリティ 「中期経営計画2024」KPI 2024年度の実績・進捗 「中期経営計画2027」KPI
CO2排出量(Scope1+2)の削減:
2019年度比10%削減(2024年度)
2019年度比30%削減(2030年度)
2019年度比13.2%削減 CO2排出量(Scope1+2)の削減:
2019年度比20%削減(2027年度)
2019年度比30%削減(2030年度)
水使用量原単位(工場・事務所)の削減:
2020年度比10%削減(2030年度)
2020年度比27.0%削減 水使用量原単位(工場・事務所)の削減:
2020年度比30%削減(2030年度)
廃棄物排出量原単位(工場・事務所)の削減:
2020年度比10%削減(2030年度)
2020年度比57.3%削減 廃棄物排出量原単位(工場・事務所)の削減:
2020年度比60%削減(2030年度)