地域コミュニティとの共生・社会貢献

方針・基本的な考え方

三和グループは「安全・安心・快適を提供することにより社会に貢献する」という使命のもと、日本・北米・欧州・アジアの26の国と地域におけるコミュニティとの密接なつながりの中で、地域に根差した事業活動を行っています。良き企業市民として、コミュニティとの共存・共栄をめざし、当社グループが培ってきた技術・人材・商品・ノウハウ等の資源を社会に還元し、コミュニティへの貢献活動を積極的に行っていきます。

三和グループコンプライアンス行動規範の中で、社会貢献についての基本方針を以下の通り定めています。

三和グループは、使命・経営理念に沿って、三和グループの独自性を生かした社会貢献活動を行います。また、従業員がボランティア活動を行うための支援体制を整え、併せて、自然災害等の大規模災害発生時には、被災地の復興支援や見舞金の拠出等を検討します。
① 私たちは、地域社会との交流を深め、積極的に地域社会の活動に参加・協力することにより、広く社会貢献に努めます。
② 私たちは、雇用および資材の調達等を通じて、地域社会の発展に寄与します。
③ 私たちは、自然災害に対して、自社の商品・サービスを通じた被害の予防・軽減および復旧に努め、安全・安心な地域社会の維持に貢献します。
④ 私たちは、自然災害等の大規模災害発生時において、関係先と協力のうえ、可及的速やかに支援活動に参加するように努めます。

特に、使命である「安全・安心・快適」を実現するためには、私たちを取り巻く地球、地域社会、人が健全かつ持続可能であることが必要不可欠であると考えており、この観点を踏まえて、「地球環境保全」「次世代育成」「地域社会の発展と多様性への寄与」への貢献を重点分野として取り組んでいきます。また、大規模災害における緊急支援活動についても、積極的に実施しています。

地域コミュニティ投資・社会貢献活動の実績

三和グループ連結 社会貢献支出額

主な寄付先
日本:三和グループ社会貢献倶楽部が決定したNPO等への寄付
北米:American Cancer Society、工場・事業所周辺の学校、フードバンク等
欧州:子ども向けホスピス、災害支援組織、本社周辺のスポーツ団体、新型コロナ関連支援
アジア:新型コロナ関連支援

災害義援金 寄付先一覧

  災害 寄付先
1994年度 阪神・淡路大震災 兵庫県
2004年度 新潟県中越地震 新潟県
2004年度 スマトラ沖地震およびインド洋大津波 日本赤十字社
2007年度 新潟県中越沖地震 新潟県、柏崎市
2008年度 中国・四川大地震 中国政府
2010年度 宮崎県口蹄疫被害 宮崎県
2011年度 東日本大震災(※) 岩手県、宮城県および福島県
2011年度 タイの洪水 在京タイ王国大使館
2016年度 熊本地震 熊本県
2017年度 九州北部豪雨 福岡県
2017年度 ハリケーン Harvey 赤十字社
2018年度 平成30年7月豪雨 広島県、岡山県、愛媛県
2018年度 平成30年北海道胆振東部地震 北海道
2019年度 首里城火災 沖縄県、那覇市

※東日本大震災時には三和グループ海外各社と海外従業員からも善意が寄せられました。

ボランティア休暇制度

三和シヤッター工業では、ボランティア休暇(年5日間の有給休暇)を設定し、従業員の積極的なボランティア参加を促しています。

新型コロナウイルスに対する社会貢献、ボランティア活動

日本

医療用シールドマスク組立風景

●沖縄三和シヤッターは、地域コミュニティにおける健康課題への取り組みおよび社会貢献活動として、新型コロナウイルス感染症拡大防止のためのフェイスシールド1,100個を、地域の医療機関、介護老人保健施設、小中学校、障がい者支援団体等に寄贈しました。

●三和シヤッター工業は、職域での新型コロナワクチン接種(以下、「職域接種」)に関する政府発表方針に沿い、2021年9月~10月にかけて、三和グループの従業員やその家族、施工技術者、社内外注員、取引先など625人を対象に、職域接種を実施しました。

米国(ODC)

●ODCは、従業員の自主的な取り組みとして、施工部署の従業員2名が、地元のチャリティーグループに参加し、毎朝業務前に、消防員、警察、病院関係者にお弁当を配達するというボランティア活動を約1か月実施しました。

欧州(NFグループ)

医療関係者へ5,000食分を寄贈

●NFグループ各社では、新型コロナウイルス感染拡大の防止・影響の低減を目指し、義援金の寄付にくわえて、地域ごとの実情に応じた貢献活動を実施しました。

NFフランス:地元消防署及び病院向けにサージカルマスク、使い捨て防護服の寄贈。
NFポーランド:医療従事者向けに5,000食の食事を無償で提供。
NFオランダ:従業員の自主的な取り組みとして、新型コロナウイルスにより従業員不足となっている地元の高齢者施設での洗濯ボランティア活動。

アジア

上海宝産三和のコロナ募金

●上海宝産三和は、社内で募金活動を行い、8,500RMBを集め、上海市内の地域コミュニティへマスクや現金の寄付を実施しました。
●ビナサンワは、新型コロナウイルスワクチン接種基金として、自社工場を管轄する地域コミュニティへ100万VNDの寄付を実施しました。

地球環境保全

地域クリーン活動(三和環境の日)

三和グループでは2007年より、毎年6月10日を『三和環境の日』として定め、様々な取り組みを実施することで、従業員へ環境方針の理解と環境情報の周知を行い、環境保全の意識向上に努めています。三和環境の日の取り組みの一環として、全国の事業所で、事業所周辺の清掃を行っています。毎年1,500名以上が参加し、従業員の環境保全意識向上に加えて地域への社会貢献にもなっています。

新入社員による地域清掃ボランティア


三和グループでは、例年、新入社員研修の一環として、三和シヤッター工業本社周辺の荒川や高島平商店会の清掃ボランティアを行っています。地域社会に貢献し、環境保護の理念を育てることを目的としています。

次世代育成

アート教室


ステンレス製品の製造、販売を行う三和タジマでは、2016年度より毎年、貧困家庭の子どもたちへの学習支援を行っている認定NPO法人キッズドアと協働して「アート教室」を開催しています。
アート教室では、キッズドアの学習会へ参加する子どもたちが、三和タジマのデザイン課メンバーのサポートのもと、玄関先に飾るハロウィンリースやクリスマスリース、風船はりこのお面作りに取り組んできました。この取り組みが評価され、2019年2月には、第4回企業ボランティア・アワードの「スタートアップ奨励賞」を受賞しました。
2021年度は東日本大震災から10年目という節目の年であったことから、キッズドア東北事業部の協力のもと、仙台と南三陸の学習会に参加する子どもたち向けにオンラインで開催しました。

海外グループ会社の取り組み

ODCでは、新学期の準備ができない家庭へ学用品の寄贈・本社近くの学校へのチャリティー寄付や、 Williamsport工場では従業員から集めた寄付金をMarine Toys for Tots(クリスマスプレゼントを買う余裕のない家庭の子どもたちへおもちゃを贈る団体)へ寄付しています。
NFグループでは、子ども向けホスピスへ継続して寄付しています。

上海宝産三和では、毎年4月に一日分の給与を寄付する「一日愛心寄付」活動を行っています。寄付金は、生活が困窮している従業員の生活費や子どもの学費の補助、その他の慈善活動に全額使われます。

地域社会の発展と多様性の寄与

地域材利用の推進と地域活性化

広島県安芸太田町立戸河内小学校の木製間仕切。
広島県産の杉をふんだんに使用している。
徳島すぎを活用したトイレブース。
徳島県庁舎に設置されている。

木製間仕切のパイオニアで2017年に三和グループ入りした三和システムウォールでは、地元産の木材を使用した木製間仕切を生産・販売することで、地域から愛される校舎づくりと地域林業の活性化に貢献しています。近年、学習環境の改善、地域とのコミュニティ形成や環境保全を目的として、学校施設に地元の木材を使用した木製間仕切を採用するケースが増えてきています。
また、2017年、三和シヤッター工業では、徳島すぎに藍染を施した扉を組み込んだトイレブース7ブースを徳島県に寄贈しました。このトイレブースは、徳島県の伝統産業である“藍染”を木材に施す技術を持つ地元企業との共同開発で生まれたもので、徳島すぎの美しい木目と深みのある藍色は落ち着いた雰囲気を演出し、表面のクリアー塗装によって耐水性や耐久性を高めています。

海外グループ会社の取り組み

協議書締結風景

ODCの開閉機部門Genieでは、5kmチャリティランを開催し、参加費と当日の募金を癌の撲滅と地域医療の充実を図るAmerican Cancer Societyへ寄付しています。第10回目の開催かつODC100周年という記念すべき2021年には全136名が参加(うち52名がバーチャル参加)し、社会貢献に加えて、社員のエンゲージメント向上にも寄与しました。
NFグループは、本社近くのスポーツ団体を支援しているほか、2021年には川の氾濫や建物の崩壊など災害が起こった際に事態を収束するためのドイツ内務省傘下の組織である技術支援隊 Bocholt支部に寄付をしました。
上海宝産三和では、近隣地域との融合策の一環として、近隣の住民管理組合と協議書を締結し、定期的な交流活動による、より良い地域コミュニティの創造に努めています。
協議書には、定期的なコミュニティ会議の開催、良好な駐在環境と生活環境をつくる活動等について定められています。

三和グループ社会貢献倶楽部

三和グループ社会貢献倶楽部

三和グループ社会貢献倶楽部は、三和シヤッター工業の創立50周年を記念して、2006年11月よりスタートした役員、従業員有志による寄付などの社会貢献活動を行う団体です。当倶楽部は、2021年3月末時点の寄付金の累計総額が6,400万円を超えるまでに成長しました。

運営体制

三和ホールディングス株式会社 コーポレートコミュニケーション部が事務局となり、年に5回の運営委員会を開催しています。運営委員のメンバーは、社会貢献倶楽部の会員の中から数名選出され、会員から預かった寄付金の寄付先決定やボランティアの開催など、社会貢献倶楽部の活動にまつわる運営を行っています。

寄付活動

2020年度の寄付先団体 <寄付額:540万円>

  • チャイルドライン支援センター〈2006年度~〉
  • ファミリーハウス®〈2006年度~〉
  • メイク・ア・ウィッシュ オブ ジャパン〈2007年度~〉
  • アトピッ子地球の子ネットワーク〈2007年度~〉
  • JEANー美しい海をこどもたちへ〈2012年度~〉
  • ジョイセフ〈2012年度~〉
  • 難病のこども支援全国ネットワーク〈2012年度~〉
  • キッズドア〈2015年度~〉
  • 障がい者自立推進機構(パラリンアート)〈2017年度~〉
  • フローレンス〈2020年度~〉

FOCUS

三和グループ社会貢献倶楽部ロゴ

一般社団法人障がい者自立推進機構が運営するパラリンアートに、2017年度から寄付を実施しています。パラリンアートは、「障がい者がアートで夢を叶える世界を作る」を理念に、障がい者が生み出すアートを活かして、障がい者の社会参加と経済的自立を推進する活動です。
三和グループ社会貢献倶楽部の認知度向上、会員数増加および障がい者アートへの理解促進のため、パラリンアート所属アーティストに「三和グループ社会貢献倶楽部」のロゴを作成していただきました。ロゴのテーマは「グローバル、愛、平和」です。

TOP